水を媒体としている

このようにいうと、水道水にはミネラル分が入っていないと勘違いする人もいるのですが、水道水も原料となる水は自然の水を使つているので、地域によつて差があるものの、きちんとミネラル分含まれています。ただ水道水は、塩素やトリハロメタンなど、水を浄水する過程で使われた薬物が残存じているのが問題なのです。浄水器を使い、水道水に含まれる消毒薬をきれいに取り除けば、水道水も派なミネラルウオーターとなります。人間の体は約七〇%が水分です。その水分にはさまざまな栄養素や情報など、生命体が生きるために必要なものすべてが溶け込んでいますo栄養分を運ぶのも、老廃物を排泄するのも、すて水を媒体としています。私たちの体は、このように水にさまざまなものを溶かすことでヽ全身の循環を行つているので、よい水を摂るとそれだけ、毒素の排出もスムーズになり、血行もよくなりディ・エンザイムや腸内細菌の活性化を促すことにもつながります。

 

ですから摂取する水分は、できるだけよいものを選ぶことが大切です。病気になった患者さんに食歴を聞くと、水分はお茶やジュース、清涼飲料水で摂っているという人がたくさんいるのですが、これは体のことを思うなら、絶対にやめていただきたい習慣の一つです。水分はきちんと「水」で摂ることが必要です。なぜならお茶やジュース、ソーダ類はすでにいろいろなものが溶け込んでいる水だからです。そうした水分は、体に入っても、その溶け込んでいる不純物を取り除かなければなりません。その際に、お茶であればタンニン、コーヒーであればカフエインというように、ものによっては解毒しなければならない場合もあるので、エンザイムの消耗にもつながります。

 

また、清涼飲料水やジュース類は水代わりに摂るには、あまりにも糖分が高すぎます。五〇〇ミリリットルのペットボトル一本分のジュースや炭酸飲料に含まれる糖分の量は約三〇?五〇グラムもあります。しかも水分に溶けた糖は素早く吸収されるので血糖値を上昇させやすく、糖尿病。肥満や低血糖症のリスクを高めます。たまにおやつ代わりに飲むのならまだしも、のどが渇いたときに水代わりにジュース炭酸飲料を飲むことは絶対にやめましょう。「水」を飲む場合も、先ほどもいいましたが、水道水をそのまま飲むと塩素など体にとって毒となるものを含んでいるので、やはり大量のエンザイムを消耗することになります。塩素は水の中で大量のフリーラジカルを発生させるため、水道水そのものが強い「酸化力」をもってしまっていることも問題です。


このページの先頭へ戻る